Old Folks

社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Human Nature

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大阪のおばちゃん

最近、英会話の配信番組を車の移動中に聞くのだが、なかなか上達しない。努力は必ず実を結ぶものだと信じたいのだが、私の持論では、「ゴルフと英語は努力は報われない」というもの。それでも、懲りずに英会話の番組を聞いている。

その番組の中で話題になっていたのが、大阪のおばちゃんはいつも飴玉を持ち歩いているというもの。私の母が大阪で、祖父も祖母も大阪なのだがそんな話は知らなかった。その番組の方が言うには、大阪のおばちゃんはバッグやポシェットの中にいつも飴玉が入っていて、何かあると「お兄ちゃん、飴ちゃん持っていき。」と言ってその飴玉をくれるという。私は何十回も大阪に行っているのに、そんな経験は一度もなかった。その話があまりにも興味深く、自分の知らない大阪の文化ということでネットでキャンディの消費量を調べてみると、なんと1位は滋賀県だという。そして問題の大阪はその統計では全国平均以下だという。別の統計を見てみると、先ほどのものとは全く違う内容になっていて、1位は佐賀県だという。そして、なんと大阪は47都道府県中39位ではないか・・・その他いくつかの統計が出ているのだが内容がかなり違う。しかし、どの統計でも大阪は平均より下位になっている。大阪のおばちゃんは気前よく飴玉を配るのだが、消費は少ない・・・つまりは人にあげるのために飴玉を買っておいて配っているのかもしれない。人情味あふれる大阪のおばちゃんの気質が想像できる。そういえば私が20代の頃、お菓子を袋に入れてご高齢のご婦人にお持ちしたことがある。その中に入っていたのが、「おばあちゃんの元気玉」というキャンディ。そのご婦人は気品あふれる方で、そのキャンディにご立腹されて、「あなた、これは失礼よ!」と叱られてしまったことを思い出す。でも、大阪の「飴ちゃんやるわ。」の光景は想像するだけで暖かい。

でも、もし私が飴ちゃんを配ったら、間違いなく通報される。誘拐犯か変質者になるのだろう・・・

 

kisetsumimiyori.com

My Old Flame

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噛み合わない

先日、妻が温湿布を買ってきて欲しいというのでドラッグストアに向かった。レジに行くと白衣を着た店員が商品をスキャンしながら温湿布を片手に持ちながら・・・・

 

白衣の店員 「これ、説明しますか?」

私 「??」

 

ただの温湿布を買っただけなのに説明が必要なのか・・・ということは低温火傷のおそれがあったり、皮膚がかぶれてしまったりと想像してしまう。首を傾げる私・・・・

 

白衣の店員 「説明しますか?」

私 「はい・・・、お願いします・・・」

 

白衣の店員は眉間にシワを寄せながら・・・

白衣の店員 「これ使ったことありますか?」

説明が始まるかと思っていたのだが、使ったことあるかと聞かれ更に首を傾げながら・・・

 

私 「いえ、初めてです。」

白衣の店員 「説明必要ですか?」

 

使ったことないのだから説明が必要かと思うのだが、なぜか念を押される。これは相当に危険な温湿布なのだろう・・・こんなに神妙な顔で何度も説明が必要かを繰り返すのだから、きっと命に関わるような副反応があるに違いない・・・

 

私 「説明をお願いします。」

白衣の店員 「これ、使ったことないですかね?」

私 「??」

私 「初めて使いますし、私ではなく妻が使うのですが、普通の温湿布とは違うのですよね?」

白衣の店員 「いえ、普通の温湿布なのですが説明が必要になったものですから・・・」

私 「そう言うことですか、説明が必要ですか?と聞かれるから不安になってしまって・・・笑」

 

つまり、白衣の店員さんは最初から説明するつもりはなかったのだ。私が「説明は必要ないです。」と言うのを待っていたのだ。全く噛み合わずにレジを止めてしまった・・・

でも、「説明必要ですか?」と聞かれたら、ほとんどの人が「お願いします!」と答えないだろうか・・・・。説明ってどんな説明だったのだろうか・・・やっぱり説明して貰えば良かったかな?笑

Make Someone Happy

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反省

やってしまった・・・

私は、日頃スタッフに対して「伝えること」を大切にするように言っている。知っているは0点、伝えられないと知っているという私たちの知識も全く意味がないということを熱弁している。

先日、とても親しいお客様がファミリーで事務所に来てくれた。公私ともに大変お世話になっているので、お昼ご飯を一緒に食べたいと思い色々と考えたのだが、こんな時期なので出前をお願いした。お客様が来てしばらくすると出前も届いたので、「じゃあ、食べながら話をしましょう」ということになった。出前を運んでくれたスタッフに、「アルコールを出してあげて」と伝えた。しばらくすると、ビールが運ばれてきた。状況が理解できなかった私は、「え?なんでビール?」と頭が真っ白になった。一体何が起こっているのだろう・・・頭をフル回転して結びついた。私が、「アルコール出してあげて」がいけなかた。私は食事前なので手を拭くアルコールをお出ししてあげて欲しいという趣旨だったのだが、スタッフはお酒と理解してしまった。やってしまった・・・普段私がスタッフに口すっぱく言っていることを私がやってしまった。

「伝えること」に更に精進しないといけない。スタッフが私に誤ってきたが、悪いのは私だ。しっかりと伝えないといけない・・・反省。

 

On the Sunny Side of the Street

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洗濯機

洗濯機が壊れてしまった。エラー表示が出て動かない。コンセントを抜いてみたり、フロント部分にある普段押さないボタンをあれこれ押してみたりといろいろ試してみるが、うんともすんとも言わない。修理に来てもらうと、もう部品がなく修理ができないと言われてしまった。仕方なく今までのものよりもランクダウンしたものを購入することにした。しばらくの間、洗濯ができないのだが、巷で見かけるコインランドリーを何度か利用した。スーパーに寄る前にコインランドリー に入れて回収に行くのだが乾燥までの標準コースだと800円くらいの出費になる。今は妻と二人なので洗濯物は少ないのだが、1週間に2回くらいはしないとならない・・・そうすると月に6〜7000円くらいかかるのか・・・・。これはなかなかキツい。やっぱり洗濯機を買う方が安いように思う。

ある時、私がコインランドリーから洗濯物を回収していると若いカップルが入ってきた。結構若い人も使うのかと思っていると、彼らは真っ直ぐに乾燥機のところに向かいカゴの洗濯物を乾燥機に入れ込み手際良く小銭を投入してスイッチを押して駐車場の車に戻って行った。乾燥だけ?なるほど、彼らはきっと自宅の洗濯機で脱水までして、コインランドリー では乾燥だけしているのだ・・・。確かによく見ると洗濯機の2倍くらいの数の乾燥機が2段積みされている。乾燥機だけなら10分で終わりたったの100円で済む。でも、コインランドリーを経営している会社は、土地代がかかり何台もの洗濯機を設置する設備投資もかかるのに乾燥だけ利用されたら絶対に赤字になる。最近、かなりのペースでコインランドリーが乱立しているように思うのだが、そうなるやっぱりコインランドリーのヘビーユーザーがいるに違いないということなのか・・・うーん、そうなのか・・・・なんだか難問だ。

 

That Old Feeling

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エコバック

レジ袋が有料化されて、私もエコバックを購入しているのだが、「あれ?無い!」と結局レジ袋を購入してしまうことが度々ある。いつも後味の悪い気持ちでレジ袋を丸めているのだが、そんなある日、ついに閃いてしまった・・・・私の車のトランクに入れてある折り畳み式のコンテナカゴの存在を。近所のホームセンターで購入したのだが、トランクの中で細かいものが暴れないように買ったものだ。これには取手がついていてスーパーの買い物かごのようになる。エコバックの場合は、なかなかうまく入れられないので、結局車に積み込む時には商品はガラガラポンになっている。なんでもっと早く気づかなかったのだろう・・・それからというもの、スーパーにはこの折り畳みコンテナカゴを持って行って、ワゴンの下に置いておき、レジの順番がくると、「この中にお願いします。」と広げるようにしている。そして、エコバックに商品を詰め直す人を横目にそのままコンテナカゴを片手に駐車場に向かい、車に載せて家路に着くのだ。我ながらすごい発見と思いながら、自画自賛状態になる。

そして、先日もスーパーでレジに行った時に、「このカゴに入れてください。」と自慢の折りたたみ式コンテナカゴを広げると店員のおばちゃんが驚きながら、「あっ、すみません、初めてなので・・・」と言いながら器用にコンテナカゴに商品を詰めてくれる。あまりメジャーではないことは知っていたが、やっぱり、かなりのレアケースらしい。なおさら自分の名案に酔っていたのだが・・・・最後に、私のコンテナカゴに「支払済シール」を貼り付けて、「これ一応貼らせてください。」と言われてしまう。なるほど、これは万引きを疑われてしまうのかもしれない。そこは盲点だった。まあ、疑われてもいいか!と割り切ってこの折り畳みコンテナカーゴを使い続けよう。きっと、日本中で折り畳みコンテナカーゴブームが起こるに違いないと妄想しながら、その時は私は先駆者だ!!笑

If You Could See Me Now

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板わさ

蕎麦屋で飲む時は、必ず板わさを注文する。蒲鉾をスライスしてわさびをつけて醤油を少しだけ・・・うーん、たまらない。蒲鉾なのでそんなにうまいというわけではないのだが、なんか蕎麦屋で飲む時は外せないメニューになっている。

しかし、よく考えたら蒲鉾を切ればいいだけなので、こんな私でも作れる。しかも近所のスーパーに行くと99円で売っている。このコロナ禍でスーパーにも行くようになり、99円蒲鉾の場所も把握している。安くて簡単・・・私にピッタリだ。そんなことで、家で飲むときも、たまに板わさを登場させながら熱燗を楽しむ。

昨年の暮れにいつものスーパーに行くと蒲鉾がない・・・。すると、別の場所に色とりどりの蒲鉾が並んでいるではないか。いや、蒲鉾コーナーではなく、おせちの食材コーナーの中に十種類以上の蒲鉾が並んでいる。なるほど、もう年の瀬かと季節を感じながら99円蒲鉾を探すが・・・・無い。一番安いので398円、高いものになると1500円くらいのものまである。いつもの99円の蒲鉾がいいのだが・・・・再度左から右へゆっくりと眺めるが、やっぱり無い。いつもの4倍する蒲鉾は買えない・・・しかも、昨年は事務所の業績も悪く正月だから奮発なんて気持ちにはなれない。仕方なく板わさは諦めることにした。

そして、今日、正月も終わったしということでそのスーパーに行くと・・・あった!いつものやつがたくさん並んでいる。スーパにはこの安心感が必要だよなと勝手に評論しながら99円蒲鉾をカゴに入れた。

そして、今年の暮れには99円板わさを買い溜めしなくてはと、私の年初めの一大決心となった。