Old Folks

社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

If You Could See Me Now

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板わさ

蕎麦屋で飲む時は、必ず板わさを注文する。蒲鉾をスライスしてわさびをつけて醤油を少しだけ・・・うーん、たまらない。蒲鉾なのでそんなにうまいというわけではないのだが、なんか蕎麦屋で飲む時は外せないメニューになっている。

しかし、よく考えたら蒲鉾を切ればいいだけなので、こんな私でも作れる。しかも近所のスーパーに行くと99円で売っている。このコロナ禍でスーパーにも行くようになり、99円蒲鉾の場所も把握している。安くて簡単・・・私にピッタリだ。そんなことで、家で飲むときも、たまに板わさを登場させながら熱燗を楽しむ。

昨年の暮れにいつものスーパーに行くと蒲鉾がない・・・。すると、別の場所に色とりどりの蒲鉾が並んでいるではないか。いや、蒲鉾コーナーではなく、おせちの食材コーナーの中に十種類以上の蒲鉾が並んでいる。なるほど、もう年の瀬かと季節を感じながら99円蒲鉾を探すが・・・・無い。一番安いので398円、高いものになると1500円くらいのものまである。いつもの99円の蒲鉾がいいのだが・・・・再度左から右へゆっくりと眺めるが、やっぱり無い。いつもの4倍する蒲鉾は買えない・・・しかも、昨年は事務所の業績も悪く正月だから奮発なんて気持ちにはなれない。仕方なく板わさは諦めることにした。

そして、今日、正月も終わったしということでそのスーパーに行くと・・・あった!いつものやつがたくさん並んでいる。スーパにはこの安心感が必要だよなと勝手に評論しながら99円蒲鉾をカゴに入れた。

そして、今年の暮れには99円板わさを買い溜めしなくてはと、私の年初めの一大決心となった。

The Cat And The Hat

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我が家に二匹の子猫がやってきたのは約1年前。きっかけは息子が一人暮らしの時に猫を飼いたいと言ったことだ。ブリーダーさんのところに見に行ってくると、四匹の兄妹猫を見せていただき、息子が迷わず決めた子がジャスパーと名付けられた。引き取れるまでの1ヶ月くらいの間、家族で楽しみに待っていたのだが、冷静に考えるとジャスパーは息子が連れて行ってしまう・・・。そうすると、中年夫婦は愛犬と取り残されることになる。悩んだ挙句、兄弟猫をもう一匹引き取らせていただくことになった。名前はペッパーと名付けられた。我が家にきたジャスパーとペッパーは仲良く遊んだり、追いかけっこをしたり、そして喧嘩をしたりと、徐々に我が家に慣れてきた。兄弟といえど、随分と性格や外見が違うものだと観察していた。ジャスパーは細身で俊敏。高いところには簡単に登ってしまう。ところが、ペッパーはおデブ。百獣の王ライオンのようにソロリ、ソロリと歩く。そして、トロい。夜、ケージ に入れる時など、ジャスパーを捕まえる時は大変で、俊敏に私たちを躱して高みに登っていく。ところが、ペッパーはギターの陰に隠れるのが精一杯で、すぐに諦めて捕獲されてしまう。

そして、ついにその日が来てしまった。息子がジャスパーを連れて長野に行ってしまったのだ。ペッパーが私たちのところに残った。最初の二日間くらいはジャスパーを探しているようで少し不憫に感じたのだが、すぐに慣れてきていつものペッパーに戻ってきた。おデブのペッパーはご飯が大好きで、朝晩のご飯どきはおねだりがすごい。今まではこんなにお腹を空かせてなかったのに、なぜか旺盛な食欲でご飯をペロリと平らげる。先日、息子と電話した時、ジャスパーがご飯を半分くらいしか食べないという。環境が変わって、食が落ちているのかなあと息子は心配していたが、ん?、点と点が線で繋がった。我が家に二匹いた時は、一緒に二匹のご飯をあげていたのだが、ペッパーはジャスパーの分まで食べていたのだ。だから、こんなにおデブで百獣の王ライオンのような風格でノソノソと歩くのか。常に動きが遅いペッパーは、ご飯の時だけ俊敏になる。その時だけは猫っぽい・・・・猫なのだが・・・

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My Man's Gone Now

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先日ある人と話をしていると、アウトドアが好きでしょ?と言われた。私の外見からアウトドア好きに見えたらしいが、実はアウトドアはかなり苦手だ。昔は少し登山の真似事をしていて、その時はもちろんテントを担いで山に登り、コンロで自炊しながら縦走するなんてことをしていたのだが、最近はめっきりとそんなこともしなくなっていた。

ただ、何度かタープやテントをホームセンターで購入してキャンプをしようとしたのだが、器用でない私には向かないようだ。一度しか使用しないタープやテントは大掃除の断捨離裁判で処分されてしまった。ただ、その人の「アウトドア好きでしょ?」の一言で、私の心に少しだけ火が付いた。タープでも買って河原でのんびりとコーヒーでも飲んで・・・・とイメージだけが先行してしまい、アウトドアショップでタープを購入した。あきれる妻を車の横に乗せて、近所の河原に行きタープを広げると、なんかおかしい。布とペグは付いているのだが、ポールが無い。当たり前だが、ポールが無いとタープは設営できない・・・・これ、買うときに店員にこの商品だけで組み立てられるのか?他に揃えなくても大丈夫か?と聞いたのだが、その店員はやけにあっさりと、「大丈夫ですよ、ポールも付いてますし、これで設営できます。」と言っていたのを思い出すが、後の祭りだ。後日、その店に行き、事情を話すと前回とは違う女性の店員が対応してくれて、少し調べて戻ってきたのだが、私が購入した商品はどうも付属品だと言う。本体があって、その本体にくっつける付属品を購入してしまったようだ。本体はというと、4万円くらいするらしい。にわかアウトドアを認識して安価なものを購入したのに4万円追加支払いするのは完全にコンセプトから外れる。その結果、我が家のアウトドアは日影が無い。愛犬だけは車の陰に入れるが、私たちは燦燦と降り注ぐ太陽の下、周囲の皆さんがテントやタープを起用に張っている中、ベンチとテーブルでぽかぽかと過ごしている(完全に負け惜しみだ)。今の季節なんかはタープは不要だし、太陽に照らされて最高だ(さらに負け惜しみだ)。そして、我が家の秘密兵器はカセットコンロ。キャンプ用のボンベは一つあるのだが、追加購入は必要ないと妻は言う。カセットコンロは風が強い日は役に立たないのだが、穏やかな日にはとても簡単だ(負け惜しみの最上級)。どうせすぐに飽きる私の習性を知っている妻は、カセットコンロで十分だと言う・・・・悲しいが、反論は出来ない・・・

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Up 'Gainst The Wall

りんご

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食べ物の好き嫌いは「悪」と育てられた私はほとんど好き嫌いがない。もちろん苦手な食べ物はあったのだが、残すことは許されず、なんでも美味しく食べることが正義だった時代、残すと食卓から解放されず、頑張って残さず食べて好き嫌いを克服してきた。ところがこの昭和の美学を貫きつつ、それでも克服できなかった食材がある・・・りんごだ。いや正確に言うとりんごの音がダメなのだ。りんごの皮を剥く音、りんごをかじる音・・・これが苦手だ。逆に言うと味は大好きだ。匂いなどは最高だ。りんごジュース、アップルパイ など大好きなのだが、生のりんごの音が受け入れられない。どういうことかというと、黒板やガラスを爪で擦る音と同じに聞こえてしまうのだ。つまり、「その音」が聞こえると鳥肌が立ってしまう。こんな悲劇があるだろうか・・・味が好きなのに音がダメとは・・・。生のリンゴを食べたのは小学校4年生くらいの時が最後だったと記憶している。音というのは恐ろしいもので、高校生くらいになると梨までその影響を受けるようになってしまい、りんごに加え梨が食べられなくなった。こんな理由でりんごが食べられない人はなかなかいないと思うのだが、昔演歌歌手の川中美幸さんがラジオで同じことを言っていた・・・・こんな人、他にいたのか!と嬉しくなったのを覚えている。

数年前、妻とニューヨークを旅した折、ニュージャージーに住む友人ファミリーに会ってきた。その友人と時間をかけて話をするのは数十年ぶりだったのだが、どういう流れか私のりんご嫌いの話になった。そしたら彼が、「お前のりんごのかじる音が黒板を引っ掻く音に聞こえるという話を聞いて、俺も想像しちゃってりんご食えなくなったよ!」と言い出した。私は共感できるので嬉しいが、彼は間違いなく被害者だ。彼の場合は、まだ梨は大丈夫ということなので軽傷に過ぎない。しかし、りんごが店先に並ぶこの季節になると、彼と私はこの話を周囲に拡散し、「りんごの音嫌い族」を増殖していく・・・・しかし、ほとんどの場合、「変わってるね・・・」の一言で終わってしまい、ドラキュラの牙は効かない・・・牙の怖さのないドラキュラなどただの変な人だ。

Jade Visions

ルフレ

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駅の売店などでジュース一本買うときに財布を開けると一万円札しかない・・・「すみません、大きいのしかなくて・・・」と申し訳ない気持ちで万札を差し出す。ひと頃前は、「細かいのありませんか?」と聞かれたり、露骨に嫌な顔をされたりと気を遣わなければならない場面も多かったように記憶している。

しかし、最近コンビニ行くと自動のレジになっている。店員が商品をスキャンして、合計金額が出るとそこからは客の仕事になる。財布に万札しかなくても気兼ねなく精算できる。キャッシュレスに疎い私にとってはいいシステムだと思っていた。しかし、最近このセルフレジなるものがかなりプレッシャーになることがある。少し多めに買い物をするときなどはエコバックを広げて自分で買った商品を自分で入れていかなければならない。あの狭い場所でのエコバック収納作業はかなり大変だ。それが終わると、セルフレジの操作になる。札入れと小銭入れを分けているので、まず小銭入れをチェックして、なるべく小銭がたまらぬよう端数の単位を小銭入れから探し出す。そして次に札入れに移ることになる。この間、後ろに並んでいる客がいると焦ってしまう。果たしてこれは効率化につながっているのだろうか。私のようにもたつく客の場合は、以前のように手際のいい店員がさばいてくれた方が早いのではないだろうかと思う。この一連の作業の間、後ろには客の気配を感じ、目の前には店員の圧力を感じ・・・買い物するのも楽ではない時代になったと感じてしまう。

そういえば、スーパーなどもセルフレジコーナーがある。いつだったか、妻とセルフレジコーナーで会計しているとエラーが出てしまう。店員が来てくれてエラーを解除してくれたのだが、その後も2回エラーを出してしまい、都合3回も店員が来る羽目になった。それ以来、セルフレジコーナーに並ぶことはなくなった。そもそもセルフレジとは相性が悪いようだ。やっぱりキャッシュレスかな・・・

It's Easy To Remember

ジロウ

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週末に犬の散歩をしていると、カメラマンの人だかりができている。そんなシーズンになったのだなあ。週末に散歩するその公園には、春と秋に野鳥の写真を撮る人たちが集結する。おそらくネットで情報が流れるのだろう、多くのカメラマンが一斉にやってくる。コロナになってからは、この風物詩もなかったのだが、この光景が戻ってきた。かつてはおじさんばかりだったカメラマンだが、この週末には若い人も女性も大きなカメラを担いでいる。これも、コロナの影響かもしれない・・・・

人だかりの横を通り過ぎるとき、カメラマンたちが同じ方向をむいてシャッターを切り出した。おそらく、草むらからお目当ての野鳥が出てきたのだろう。ある人が、「ジロウちゃんだね。」と言うと、別の人が「うん、ジロウだよ。」と話をしている。ジロウという鳥がいるのだろうか・・・人の名前のような響きだが、カメラマンの皆さんはジロウちゃんで通じているようだ。ネットでジロウという名の野鳥を検索するが、これといったものが出てこない。

そういえば、数年前の同じ時期、やっぱりカメラマンの群れができていた。その時はこの光景に慣れていなくて、何事かと思い、カメラを抱える知らないおじさんに何がいるのかを尋ねたところ、そのおじさんは「ドゴメだよ、ドゴメ」と教えてくれた。もちろん、肉眼ではドゴメを確認することはできなかったのだが、あれだけの民衆の視線を集めるドゴメが気になって仕方なくなった。家に戻り、ネットで調べてみると・・・それは多分”ノゴメ”ではないか?という結論に至った。真偽はわからないのだが、あのおじさんの風貌からすると、ノゴメがなまってドゴメになったのではないか・・・おじさん、ごめんなさい!笑

今度、ジロウと耳にしたら、勇気を持って正式名を聞いてみよう・・・それでも、きっと真偽はわからないと思うが・・・