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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Dream Gypsy by

友人とニューヨークに行ったときのこと。そのときは、マンハッタンの中心にあるホテルを予約した。トイレ、バスが共有で、口コミもかなり悪かったが、背に腹は変えられずそのホテルのシングルルームを2部屋予約した。

チェックインすると、共有のバス、トイレも多く、思ったよりも全然良いではないか。

しかし、2泊目の夜だったか...時差が引きずり深夜1:30ごろに目が覚めてしまった。ん?部屋の外から男の声が聞こえてくる。もちろん英語だから何を言っているかわからない。しかし、声をひそめるわけでもなく、普通に何かを喋っている。どちらかというと、普通よりも大きめの声で、ゆっくりと喋っているようだ。声から想像するに大男に感じる。どうも独り言のようだ。何かをゆっくり大きな声で話しながら、どこかのドアをガチャガチャとしている。そして、また独り言が始まりドアをガチャガチャ。なんだか近づいてくる。緊迫していると、今度は独り言は遠のいていって、聞こえなくなった。

部屋がわからなくなって、部屋の中に呼びかけながらガチャガチャしていたのだろうか...謎は解決されぬまま、再び眠ってしまった。

翌朝、友人にそのことを話すと熟睡していたらしく全く気づかなかったという。

しかし、独り言は小さい声でボソボソ言って欲しいものだ。