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社会保険労務士法人 礎

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Four By Five

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セロひきのゴーシュ

群馬県桐生市にある大川美術館。大学のときの先輩から教えてもらって、それ依頼たまに行くのだが、最初に行くようになってからもう30年以上も過つのか・・・そして、今日も妻と行ってきた。特別展として茂田井武展が開催されていた。名前だけは聞いたことがあったのだが、初めてその作品を見るのだが、その軽いタッチと絵の持つ雰囲気に一気にファンになってしまった。茂田井武さんは宮沢賢治の童話「セロひきのゴーシュ」の挿絵を描いていて、それも展示されていた。出口の販売コーナーで売っていた「セロひきのゴーシュ」。迷わず買って家に戻って読んでみた。もちろん初めて読むのだが、なんか難しい・・・いや、難しいというより深い。いろいろなメッセージが込められているのかと思うのだが、それは読む人の受け取り方で変わってくる。ネットで解説などを見てみるが、やはり正解は無いように思える。個人的にはゴーシュの変化から教えられたのだが、うーん、ネタバレになってしまうのでやめておこう・・・。絵と同じで、見る人によって違っていいし、見る日によって変わってもいいのだろう。

しかし冷静に考えると、おっさんが絵本を買って老眼鏡つけて読んでいる・・・かなり危険な光景だ