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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Walkin'

北海道 阿寒湖

ジャズギタリストのラリー・カールトンTOTOのギタリストのスティーブ・ルカサーが来日した。
ラリー・カールトンは誰もが認めるジャズギタリストで、我が家にも5枚ほどアルバムがある。
ティーブ・ルカサーは、高校生の時に流行ったTOTOのギタリストだ。
ライブとは別にMeet&Greetという企画があった。
なんと、二人と一緒に写真を撮ってもらえるという。
ギター小僧の息子と一緒に参加した。
階段を降りると、二人のスターが既に写真撮影に応じている。
何か話そう・・・・そう思うのだが、出てきたのは「He plays guitar!」と息子を指さすのが精一杯だ。
ラリー・カールトンは、「Hey! Guitar guy!」と息子に手を伸ばしてくれた。
写真撮影の後には、トークショーになるのだが、ほとんどがQ&Aの時間だ。
子供が勇気を持って手を挙げると、司会&通訳のお姉さんが「そこの方!」と当ててくれた。
息子は、英語で「カッティングギターと早弾きをするにはどのような練習をすればいいのか?」と質問した。
二人は丁寧に答えてくれたのだが、特にラリー・カールトンは、「ギターを始めてどのくらい?」・・・・・「(4 years.)4年です」、「それでは、少し弾けるのか?」・・・・「(Yes)はい」と逆に訊ねてくれる場面があったのだ。
息子にとっては、ラリー・カールトンと会話のキャッチボールができたことがエキサイティングな瞬間となった。
しかも、片言の英語で質問した息子に対して、その時はゆっくりとした英語で丁寧に答えてくれた。
さらに、実演を交えてわかりやすく説明してくれたのだ。
隣にいた私もそんなラリー・カールトンに感動した。
質問ができたのが5〜6人だったと思うのだが、息子は勇気を持って手を挙げたことで素敵な経験をすることができた。
シャイな息子は、その日ばかりは自ら手を挙げたことを喜んでいた。
後日、そのときの写真が送られてきたのだが、緊張しっぱなしの私と、スティーブ・ルカサーに肩を組まれて微笑む息子の姿が映っていた。
ええ、ルカサーに肩組まれている・・・・帰って、息子に「お前、あのときルカサーに肩組んでもらってたの?」と訊くと、「そうだよ。いいでしょ!」と自慢の表情をこちらに向けた・・・・確かに羨ましい!