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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Jade Visions

ルフレ

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駅の売店などでジュース一本買うときに財布を開けると一万円札しかない・・・「すみません、大きいのしかなくて・・・」と申し訳ない気持ちで万札を差し出す。ひと頃前は、「細かいのありませんか?」と聞かれたり、露骨に嫌な顔をされたりと気を遣わなければならない場面も多かったように記憶している。

しかし、最近コンビニ行くと自動のレジになっている。店員が商品をスキャンして、合計金額が出るとそこからは客の仕事になる。財布に万札しかなくても気兼ねなく精算できる。キャッシュレスに疎い私にとってはいいシステムだと思っていた。しかし、最近このセルフレジなるものがかなりプレッシャーになることがある。少し多めに買い物をするときなどはエコバックを広げて自分で買った商品を自分で入れていかなければならない。あの狭い場所でのエコバック収納作業はかなり大変だ。それが終わると、セルフレジの操作になる。札入れと小銭入れを分けているので、まず小銭入れをチェックして、なるべく小銭がたまらぬよう端数の単位を小銭入れから探し出す。そして次に札入れに移ることになる。この間、後ろに並んでいる客がいると焦ってしまう。果たしてこれは効率化につながっているのだろうか。私のようにもたつく客の場合は、以前のように手際のいい店員がさばいてくれた方が早いのではないだろうかと思う。この一連の作業の間、後ろには客の気配を感じ、目の前には店員の圧力を感じ・・・買い物するのも楽ではない時代になったと感じてしまう。

そういえば、スーパーなどもセルフレジコーナーがある。いつだったか、妻とセルフレジコーナーで会計しているとエラーが出てしまう。店員が来てくれてエラーを解除してくれたのだが、その後も2回エラーを出してしまい、都合3回も店員が来る羽目になった。それ以来、セルフレジコーナーに並ぶことはなくなった。そもそもセルフレジとは相性が悪いようだ。やっぱりキャッシュレスかな・・・