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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Sweet 'N' Sour

国際・・・

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神奈川県 鎌倉

 

以前にドライブしているときに、釣り堀の看板が目に入ってきた。隣にいた妻が、「なんでマス釣り場なのに『国際』なの?」と聞いてきた。うーん、確かに・・・マス釣り場は「国際」とつく名が多い。山奥にあっても、「●●国際マス釣り場」などといった名前を目にすることがある。私も何度もマス釣りをしたことがあるが、「国際」感を味わったことはない。「国際」の意味を改めて調べてみると、「複数の国家に関係していること。世界的であること。多く他の語の上に付けて用いる。」(goo辞書)と記載されている。マス釣りは国を超える世界的なものということか・・・・

更に「国際」で始まる単語を調べてみると、「国際宇宙ステーション」、「国際エネルギー計画」、「国際オリンピック委員会」、「国際会議」(goo辞書)など錚々たる顔ぶれが並んでいる。その中に「●●国際マス釣り場」にはなかなかつながらない。

ネットで調べると、マスが外来種だったことや、戦後の米兵向けのレクリエーションとして始められたことのようだ。なんか、しっくりとこないがそうなのかもしれない。

そういえば、何年も前になるが家族でアメリカを旅したときヨセミテに行ったのだが、ヨセミテで釣りをしたいと思い、日本からルアーの釣りのセットを持っていた。ヨセミテでは全く釣れなかったのだが、ヨセミテから外れた場所に綺麗な湖があった。そこで現地の家族連れがワイワイ釣りをしている。綺麗な湖の景色に満足できず、車からルアーのセットを持ってきて息子と釣りを始めた。1投目からゴツン!と当たりがあって、グイグイと縦横無尽に引き回される。おー!ここは釣れるのか!その湖でしばらく釣りを楽しんだ。離れたところにいたアメリカ人家族は釣り上げたマスを網に入れて持ち帰るようだ。しかし、私たちはキャッチアンドリリースで釣りを楽しんだのだが、リリースするのが考えられなかったようで、マスを湖に戻す瞬間、アメリカの子供達が「オー!」と叫んでいた。アメリカ人家族は見たことのない釣り方でマスを釣っているのに対し、私たちはルアーで釣り上げる。言葉が通じないのをいいことに、私は息子に「おい、こっちの方が全然釣れているよな!」と言い、息子は「日本対アメリカだね。」と言ってくる。すると、アメリカ人家族、遂に釣り方を変えた。彼らもルアーを出して、ルアー釣りに切り替えた。「ほらな!俺たちの真似をしだしたぞ。腕が違うんだよな。」と息子相手にいい気になる私。

あれは、確かに国際マス釣りだったかも・・・・笑

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