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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

52ND STREET THEME

北海道 羅臼

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新型コロナウィルスがなかなかつかめない状況が続いている。テレビが国の対応を批判しているが、うなづいてはいられない。自分の事務所をどうするかを決断しなければならない。どうしようか・・・・ここ数日このことばかり気にしている。

結局、「マイカー通勤の推奨」と「在宅勤務の推奨」だ。これが正解なのかどうかわからない。きっとテレビの皆さんには叱られるのだろう・・・・でも、自分が出した決断だ。

「マイカー通勤」は、経費がかかってしまうが仕方ない。なるべく安心して、通勤できるように考えた結果、これが最善かな・・・・。

「在宅勤務」は、皆様にはご迷惑をおかけするが、何かあったときには全てが停止してしまうことを考えると、ご理解いただきたい決断になった。事務所在職者は3名くらいになる予定だ。

とにかく、早く収束して欲しいものだ。

 

 

 

 



 

 

Strode Rode

北海道 網走

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労働法の勉強会がスタートした。これは、私が講師となって、2年間かけて労働基準法、労働契約法を中心に勉強していくというもの。気が遠くなる話なのだが、いろいろなことを考えた末、今月からスタートすることにした。使用するテキストも4,000円以上する高額なもの。9人が参加するので・・・うーん、ちょっとキツい。でも、勉強してもらいたいという私の願いを込めて購入した。

スタートとなった今月は、プロローグとして法律の構成を勉強した。実は、労働法を学ぶ上で、とても大切なところ。「難しいかなあ」と思いながら、スタッフの顔を見るが、やはりちょっと難しかったかな・・・でも、レベルは下げずにいこうと思っている。

4月から新卒で入ってくる学生も参加してくれたのだが、とてもよくわかったとのこと。「自分は法学部ではなかったので、すごく勉強になります。」と言ってくれた。2年後を目指して、小さなことを積み上げていくことが、お客様への貢献につながっていく・・・・そう信じて、頑張っていきたい。

Five Will Get You Ten

北海道 常呂

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数年前に、旧友と長野の上田で棚田巡りをした時、一枚のチラシを手にとった。亀齢という日本酒が案内がされていた。何でも、平成25年関東甲信越国税局鑑評会において吟醸部門で最優秀賞(第1位)純米部門でも優秀を受賞したらしい。さらにその亀齢、女性の杜氏が作っているとのこと。旧友とその日本酒をどうしても買いたいと、上田市に酒屋を何軒もまわるが、どこにも置いていない・・・・。「小さな酒蔵だからねえ、なかなかこの辺でも置いてないよ。」と言う酒屋の店主。その後も、東京で日本酒の品揃えのある居酒屋に行くと、亀齢が置いてあるか聞くのだが、答えは決まって「置いてません・・・」だった。ある時などは、「すみません、長野の上田のお酒で、国税局の賞を受賞した・・・・何だっけな・・・」と言うとすかさず、カウンターの隣に座るおじさんが、「亀齢じゃないの?」と言ってくる。「あ!そうそう!亀齢です!ありますか?」と聞くが、「すみません、置いてないです。」との答えが返ってくる。隣のおじさんまで知っているのか・・・飲みたい!何だか、自分の中で幻の酒になりつつあった。

昔は、よく焼酎を飲んでいたのだが、ここ数年は日本酒とウイスキーがマイブームになっている。何年か経って、亀齢のことも、もう居酒屋でもリクエストしなくなってきた。自分の頭からも消えそうになってきていた、そんな頃だった・・・・

昨年、その友人と上田方面に遊びに行くことがあった。車で移動中、別所温泉駅の前にある観光売店に立ち寄った。何と!亀齢がたくさん並んでいる。「あ!亀齢!あった!」ということで、迷わずに購入した。何か特別な時に飲もうとしまっておいたのだが、特別な時がなかなかない。そして、先日、意を決して、ついにその封を切った。美味い!個人的には辛口が好きなのだが、亀齢はすっきりしていてきめ細かい。お猪口を右手に、一人で感動してしまった。そして、その亀齢、私たちが行った稲倉の棚田で栽培された「ひとごこち」を使用しているという。ホームページに、米から酒を作る光景の動画があるのだが、涙が出そうになった。私たちも、こんな仕事したいなと思わされた。

上田市柳町にお店があるという。絶対に買いに行こう・・・・ネットではなく買いに行きたいと思う・・・

 

 

 

The Kerry Dance

北海道 網走

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シンデレラその2になってしまいますが、それを読み進めていくと新発見がたくさんある・・・というより、初めて読むのだから、なんとなく知っていた話とは違う部分に驚くことばかり。

意地悪な継母の実娘の姉が、王子様の結婚相手を決めるガラスの靴を履こうとするのだが小さ過ぎて入らない。その継母がお妃になれば歩く必要もなくなるからと、つまさきを切り落としてしまう・・・・えー!そんな話なの?そして、実娘の妹の方も、そのガラスの靴は小さすぎる。またまた、継母が登場して、今度はかかとを切り落とすのだ。何だか、なんとなく知っていたシンデレラの物語とはちょっと違う・・・「犬神家の一族」にも負けないくらいの残酷さだ。
そして、12時になると魔法が解けるという有名な話は、その本には書いてない。シンデレラは12時までというのは私のなかの僅かな知識だったが、そんなことが書いていないのにはびっくり。その本によると、王子様のパーティーが終わると、夜、家に帰りいつものように灰の中で寝てしまうだけだ。それが、魔法が解けてしまうという話に変化していったのだろうか・・・。

私が読む本では、実のお母さんが亡くなって、シンデレラ がお墓に植えた木が大きくなり、そこに集まる小鳥や鳩たちが彼女を助けてくれるという話だ。シンデレラ が王子様のパーティーに行きたがるとき継母の無理難題を助けてくれたり、パーティーに出席するための綺麗なドレスを用意してくれたりと、ギリギリのところで彼女 を助けるのが小鳥や小鳩だった。それが魔法になったのか・・・・

特筆すべきは、実母が自分の命を終える間際に「いつでもいい子でいるのよ。そうすれば、お母さんはいつも天国であなたを見ていて、守ってあげるわ。」と言ったことだ。不憫なシンデレラが12時まで魔法にかけられて、見事王子様と結婚するというおめでたい話だと思っていたのだが、そうではない。実はシンデレラ は、実母に守ってもらったのがよくわかった(わかったといっても、私の読んでいる本が正しいのかも分からずに言っているが・・・・)。

そして、一番思わされたのは、この物語は、シンデレラの名前を使い続けるということだ。両親がつけた大切な名前は全く登場しない・・・「灰まみれ」という意味のシンデレラの名前で一貫している。たとえ、灰まみれになっても、母の愛は子供の幸福を願い続けるということなのだろうか。

それにしても、父親は出番がない・・・・

 

Little Girl Blue

北海道 網走

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先日立ち寄った古本屋。最近は本屋さんがめっきりと少なくなった。好きなのは、本の印刷の匂い。あの匂いに囲まれて、びっしりと並べられた本を見るのが大好きなのに、なんだか少し残念だ。

古本屋をぐるぐると回りながら、グリム童話の小さな本を見つけた。その本は英語で書かれているのだが、反対側のページには日本語の訳が書かれている。210円でその本を購入した。文庫本サイズのその本を鞄に入れて、電車の中で読み始めた。

英語が少しでいいから話せるようになりたいと思っているのだが、なかなか上手くならない。最初の物語は有名なシンデレラ 。実はシンデレラ の物語をまともに知らない。きっと中学生の教科書レベルのその本の段落を行ったり来たりしながら、亀のような遅さで読み進めていく。

シンデレラという言葉 は日本ではすごくいいイメージで使われることが多い。しかし、初めて知ったのだが、シンデレラ という名前は非常に軽蔑された名前だということ。そして、さらに言うのなら、シンデレラ のお父さんがだらしない。お父さんがビシッとしていれば、あんな不遇なことにはならなかったのに・・・この歳になって読むシンデレラはメルヘンにはならない・・・・

 

Almost blue

アメリカ フラッグスタッフ

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先日、ラグビー大学選手権の決勝戦を観に行った。東京オリンピックの舞台となる新国立競技場だ。自由席だったので早めに入るが、既に空いている席がない・・・・。

空いている席を探すのだが、通路が狭い。しかも、その通路にも席がついているのだが、座れないように折りたたんである。やっと空席を見つけるのだが、そこに行き着くのが大変・・・・とにかく狭い。座っている人の前を体を捩らせながらなんとか着席。

うん、狭い!前後がせないだけではなく、横も狭い。冬なので皆さん厚着なのもあるが、身動きが取れない。

試合後、3階から下に降りる階段も狭い。後ろから押されるので危ない・・・・これ、事故が起きないのかなあ、というくらいだ。やっと1階に出られたのだが、それぞれの駅に行く人たちで流れがぶつかり合う。私たちは、結局新宿駅まで歩いて行くことにした。

東京オリンピックは、外国人が多く来るのに、この狭さ大丈夫なのだろうか?勝手に心配してしまう。

なんか、昔の国立競技場が懐かしい。客席からグラウンドがとても遠くて、上の方に行ってしまうと、反対側のプレーはよくわからなかった。でも、席はもっとゆったりしていて、外周の通路はとても広くかった記憶がある。小学校の時に初めて連れて行ってもらったのが、旧国立競技場。高校サッカーの決勝戦だった。1977年帝京高校四日市中央高校の試合だった。いつかここでサッカーをしたいと憧れの場所でもあった。サッカーの王様ペレも、ユベントスのプラティの幻のゴールも旧国立競技場だった。これからも、多くのドラマを作っていくのだろう・・・・でも、狭かったなあ。

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