Old Folks

社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

Inception

軽井沢 白糸の滝

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あれから9年。
今もあの頃の不安を思いだす。余震がある度に、息子が怖がる姿。ニュースが報じる余震による津波予測。余震が止まない中に行われた息子の卒業式。

あの年のGWに、友人と被災地に行って来たのだが、言葉にできない光景が目の前にあった。

瓦礫の山に、田んぼに突っ込んだ軽自動車。高速道路を境に泥色になっている光景・・・・

9年前も混乱したが、今回の新型コロナも混乱している。何とか乗り越える国であって欲しい。

ウィルスの拡大を防ごうとすれば、経済が停滞してしまう。何が正しいのか・・・難しい問題。でも、東日本大震災を経験した国なんだと改めて思わされた。

9年前は、多くのミュージシャンが音楽を配信してくれた。そして、今回も無料配信をしてくれている。でも、ライブハウスのクラスター感染からミュージシャンたちが厳しい状況に置かれている。何とかならないのだろうか・・・・どんなに勇気やパワーをもらったのに、何もできないのかな・・・・もしかしたら、今回は私たちがミュージシャンを支える番かもしれない・・・・

Them Dirty Blues

石川県 能登

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新型コロナウィルスの不気味な広がりで、世界中が混乱している。なかなかスキッといかない毎日が続いているが、こんな時はスポーツや音楽が私たちを元気にしてくれる。気持ちの入ったファインプレーに感動したり、ライブで感動をもらったりと・・・・スポーツ、芸術の分野の方々が一番活躍してほしいときだと個人的には期待してしまう。でも、スポーツは無観客試合、ライブもウィルスの拡散が懸念されるらしい。ライブを中止することで、ミュージシャンたちの収入源にも大きな影響を与えているようで、もどかしい時期が続いている。早く収束して世界に笑顔が戻ることを願うばかりだ。

Lester Leaps In

石川県 金沢市

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愛犬と近所を散歩していると、すれ違ったおじいさんにまた言われてしまった・・・・

「随分歳とっているね。何歳くらいなの?」

「いや、まだ3歳なんです」

「えっ!なんだまだ若いんだ・・・」

 「・・・・」苦笑

我が家の愛犬・・・老け顔だから仕方ないのだが、特に地面の匂いを嗅ぐとき、そして日差しが眩しい時はくちゃくちゃの老け顔になる。

本人は何を言われているか分からずに、尻尾を激しく振りながら興奮気味になる。

まあ、これも個性かな。

52ND STREET THEME

北海道 羅臼

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新型コロナウィルスがなかなかつかめない状況が続いている。テレビが国の対応を批判しているが、うなづいてはいられない。自分の事務所をどうするかを決断しなければならない。どうしようか・・・・ここ数日このことばかり気にしている。

結局、「マイカー通勤の推奨」と「在宅勤務の推奨」だ。これが正解なのかどうかわからない。きっとテレビの皆さんには叱られるのだろう・・・・でも、自分が出した決断だ。

「マイカー通勤」は、経費がかかってしまうが仕方ない。なるべく安心して、通勤できるように考えた結果、これが最善かな・・・・。

「在宅勤務」は、皆様にはご迷惑をおかけするが、何かあったときには全てが停止してしまうことを考えると、ご理解いただきたい決断になった。事務所在職者は3名くらいになる予定だ。

とにかく、早く収束して欲しいものだ。

 

 

 

 



 

 

Strode Rode

北海道 網走

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労働法の勉強会がスタートした。これは、私が講師となって、2年間かけて労働基準法、労働契約法を中心に勉強していくというもの。気が遠くなる話なのだが、いろいろなことを考えた末、今月からスタートすることにした。使用するテキストも4,000円以上する高額なもの。9人が参加するので・・・うーん、ちょっとキツい。でも、勉強してもらいたいという私の願いを込めて購入した。

スタートとなった今月は、プロローグとして法律の構成を勉強した。実は、労働法を学ぶ上で、とても大切なところ。「難しいかなあ」と思いながら、スタッフの顔を見るが、やはりちょっと難しかったかな・・・でも、レベルは下げずにいこうと思っている。

4月から新卒で入ってくる学生も参加してくれたのだが、とてもよくわかったとのこと。「自分は法学部ではなかったので、すごく勉強になります。」と言ってくれた。2年後を目指して、小さなことを積み上げていくことが、お客様への貢献につながっていく・・・・そう信じて、頑張っていきたい。

Five Will Get You Ten

北海道 常呂

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数年前に、旧友と長野の上田で棚田巡りをした時、一枚のチラシを手にとった。亀齢という日本酒が案内がされていた。何でも、平成25年関東甲信越国税局鑑評会において吟醸部門で最優秀賞(第1位)純米部門でも優秀を受賞したらしい。さらにその亀齢、女性の杜氏が作っているとのこと。旧友とその日本酒をどうしても買いたいと、上田市に酒屋を何軒もまわるが、どこにも置いていない・・・・。「小さな酒蔵だからねえ、なかなかこの辺でも置いてないよ。」と言う酒屋の店主。その後も、東京で日本酒の品揃えのある居酒屋に行くと、亀齢が置いてあるか聞くのだが、答えは決まって「置いてません・・・」だった。ある時などは、「すみません、長野の上田のお酒で、国税局の賞を受賞した・・・・何だっけな・・・」と言うとすかさず、カウンターの隣に座るおじさんが、「亀齢じゃないの?」と言ってくる。「あ!そうそう!亀齢です!ありますか?」と聞くが、「すみません、置いてないです。」との答えが返ってくる。隣のおじさんまで知っているのか・・・飲みたい!何だか、自分の中で幻の酒になりつつあった。

昔は、よく焼酎を飲んでいたのだが、ここ数年は日本酒とウイスキーがマイブームになっている。何年か経って、亀齢のことも、もう居酒屋でもリクエストしなくなってきた。自分の頭からも消えそうになってきていた、そんな頃だった・・・・

昨年、その友人と上田方面に遊びに行くことがあった。車で移動中、別所温泉駅の前にある観光売店に立ち寄った。何と!亀齢がたくさん並んでいる。「あ!亀齢!あった!」ということで、迷わずに購入した。何か特別な時に飲もうとしまっておいたのだが、特別な時がなかなかない。そして、先日、意を決して、ついにその封を切った。美味い!個人的には辛口が好きなのだが、亀齢はすっきりしていてきめ細かい。お猪口を右手に、一人で感動してしまった。そして、その亀齢、私たちが行った稲倉の棚田で栽培された「ひとごこち」を使用しているという。ホームページに、米から酒を作る光景の動画があるのだが、涙が出そうになった。私たちも、こんな仕事したいなと思わされた。

上田市柳町にお店があるという。絶対に買いに行こう・・・・ネットではなく買いに行きたいと思う・・・