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社会保険労務士法人 礎

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It Could Happen To You

アメリカ デスバレー

暑い!
今日は妻が外出しているので、子供と近所の蕎麦屋に行った。
駐車場と店が少し離れていて、車から降りて歩きだすとジワジワと汗が湧き出てくる。
子供が、「今日はデスバレーより暑いんじゃない?」と訊いてくる。
「いや、デスバレーの方が暑かったよ。」




昨年の夏に、家族でアメリカを旅行した。
ヨセミテからラスベガスに抜けるには、デスバレーを通らなければならない。
デスバレーとは、その名の通り死の谷といわれる場所で、海抜がマイナス86メートルまでなるところで、夏は暑く摂氏50度を超えることもしばしばだ。
ガイドブックを調べると、夏のデスバレーは行くべきではないというのがほとんど。
ガソリンスタンド、ビジターセンター、売店等はすべてクローズになるという。
車で走っていて、エンジントラブルや事故に遭ったら、人っ子一人いない場所なので、非常に危険だという。
最後まで悩んだが、このルートはデスバレーを抜ける以外に無いということになり、その手前の小さなローンパインという町で一泊することにした。
とにかく、午前中の気温が上がらないうちにデスバレーを抜けたいと思い、朝の5時頃にホテルの食堂に行くと、小さな食堂は屈強なライダーたちで溢れており、みんなこんなに早く出るんだと感心してしまった。
ライダーたちは、丸太のような腕にタットゥーを入れていて、お決まりの革ジャンに早朝の時間でもみんなサングラスをしていた。
ライダーたちに混じって朝食を済ませると、いよいよ出発・・・・。
この日のために買い込んだ水32リットルが、トランクに入っている。
出発時のローンパインの気温は、10度弱・・・・少し肌寒い。
走れば走るほど、砂漠の中を下っていく感じだ。
ところが、対向車もたまに通るし、売店も営業している。
ビジターセンターも営業中だ。
更には、大きな観光バスが何台も駐車場に停まっている。
ええ?人っ子一人いないんじゃないの??
しかし、そこは車が多く行き交い、観光客で賑わっている場所だった。
トランクの大量の水が恥ずかしい・・・・。
走るに連れて、車のディスプレイ上の温度が上昇し、ついには気温が40度を超えた。
外に出ると、さすがに肌がヒリヒリとする。
でも、このような砂漠ような場所は見たこともなく、物珍しくいろいろな所を観て回った。
ラスベガスが、「砂漠に咲く花」と言われるのがよくわかった。

しかし、今日の気温はあの日のデスバレーを超えたのだろうか・・・・。

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