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社会保険労務士法人 礎

  社会保険労務士法人礎のブログ

I Left My Heart in San Francisco

アメリカ セリグマン

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ついに!ゴールデンウィーク

巷では10連休と大騒ぎだが、弊社は旧カレンダー通りの営業。

昨年の秋頃に、事務所の書庫を整理して、オープンスペースを作る計画を立てた。書庫を無くすということは、ペーパーレス化しなければならない。実は、10年前からペーパーレス化していたのだが、それ以前の書類はまだ紙ベースで残っている。3月末までに完成させる!とやっていたのだが、なかなか進まない。遅れること1ヶ月・・・・やっと形になってきた。

応接をガラスにして、書庫だった部屋を広く開放感のある場所に改装中。

そして、このゴールデンウィークは、毎日のように事務所に行って、エントランスをほぼ完成させた。

 

 

「社労士事務所とは思えない!」をコンセプトに、古き良きアメリカを入り口に作ってしまった。

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そして、カウボーイが履く革のチャップス。アメリカの古道具屋さんで見つけたもの。カウボーイは、新しいチャップスにするときは、古いものを家に飾っていくそうで、なかなか出回らないと・・・・古道具屋のおばちゃんは言っていた・・・

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そして、なんと!一角にはバーが登場。

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遊び心満載の事務所です。

お近くにお寄りの際は、気軽にお立ち寄りください。

 

The Good Life

アメリカ セリグマン

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 暖かくなってきた。

近所の公園も、桜が見頃。

季節が来ると、必ず咲いてくれる。

桜は安心するなあと、愛犬といつもの散歩コースを歩く。

いつもと少し違うのは、今日は何だか賑やか。

少年野球の大会が始まったようで、グランドで子供達が野球をやっている。

少し、見物するが、真剣勝負そのもの。

もしかしたら、この中から甲子園に行ったり、プロ野球選手になったりするのなかなあなどと思いながら立ち止まって見ていると、愛犬も地面の匂いを嗅ぐのに忙しそう。

いつものコースを、桜と少年野球の見物で、普段の倍くらいの時間をかけて歩いてきた。

愛犬は、家に戻るとグーグー寝ている。

満足だったのかな・・・

 

 

Work Song

京都府 西京区

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イチローが引退した。家族とニューヨークに行った時、ヤンキースタジアムに行った。今思えば、ジータの最後のシーズンとなった。イチローも、そのシーズンはスタメンはお約束ではなかった。

わたしたちが行ったゲームでは、イチローはスタメン出場。そして、イチローが決勝タイムリーを打って、ヤンキースの勝利。

記者会見を全て観たのだが、「野球人生の中で一番印象に残ったことは?」との質問に対し、タイトルを獲ったことではなく、オールスターに選ばれたことでもなく・・・昨年5月から試合に出られない日々が続いた、あの時期を振り返って、「ほんの少しだけ誇れる」と言っていた。

あの日々があったから、今日があると・・・・。

凄い人だ。自分にしかわからない苦悩の日々を、やり抜いたと振り返れる・・・素敵だなあと思ってしまう。

私も、職業人生を終える時に、あんな風に振り返ることができたらと思ってしまう。

Stormy Weather

京都西区

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先日、妻とユーミンのコンサートに行ってきた。

舞台演出が凝っているというのは聞いていたのだが、噂通りすごく良かった。

大学の時に一番聴いていたのだが、懐かしい気分に浸りながら、至高の時間を過ごした。

MCで一番印象的だったのが、ユーミンは、デビュー当時、歌うのが嫌いだったということ。

作曲家を目指していたのだが、周囲の大人たちが「君の曲は君が歌わないと伝わらないよ。」と言われ、人前に出されたそうだ。

パンフレットを見ると、ファーストコンサートは、10曲くらい歌ったのだが、歌うのが嫌で、1曲目から泣き出してしまって、ほとんど歌っていなかったとのこと。

それほど、歌うのが嫌いだったらしい。

いつしか、自分のつくった曲が、世界中の人が知っている・・・そんな曲が作りたいと思うようになったのだが、今、自分の曲を多くの人が知っているという現実のスタートが、ユーミンにとって、大嫌いな歌うということだったらしい。

なんか、ジーンときてしまった。

嫌なことから逃げるのが当たり前の時代になってきているように思う。

就職する時も、「嫌になったら辞めればいい」、結婚するときでさえ、「嫌になったら、帰って来ればいい」という親が増えているという。

乗り越えることも、大切なことだと思う。

乗り越えることからしか見えない景色があるということかもしれない。

でも、きっとこの感覚・・・昭和なんだろうなあ。

Watch What Happens

石川県金沢

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 遂に、ジーンズを洗濯機に入れた。

1年2ヶ月洗わずにはき続けたのだが、そろそろかな・・・・いやいや、もう少し頑張ろう・・・と気持ちが揺れていたのだが、先日、思い切って決断した。

なんだか吹っ切りたいこともあって、半ば勢いで洗濯機に放り込んだ。失恋で女性が髪を切るのと似ているかな....いや、失恋した女性の気持ちもわからずに言っている。

前回の1代目ジーンズも、丁度1年間はいてから洗った。一年で一本なので、非常に、経済的だと思う。それだけ長く洗わずにいた2本のジーンズには、思い出が詰まっている。1代目ジーンズは、アメリカの砂漠を妻と旅したとき履いていった。灼熱のトレッキングで酷使されたヤツだ。2代目ジーンズは、昨年に事務所のみんなと登った高尾山に履いていったのが、一番の思い出。また、犬の散歩にもいつも履いていったので、愛犬がまとわりついたジーンズだ。なんとなく刻まれた垢と擦り切れたシワに、大きな意味をこじつけて、洗濯機に入れた。

そして今日、次の相棒を選んできた。また、一緒に思い出を作ろうと思う....

Strange Fruit

北海道 能取岬

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先週末に、映画グリーンブックを観てきた。

すごくよかった。

人種差別が色濃く存在するアメリカ の話。

しかも、南部が舞台となっている。

アメリカ が大好きで、しかもジャズが大好きなのだが、この時代背景から生まれた音楽だと改めて考えさせられる。

 逆境から偉大なものが生まれる・・・しかし、そんな簡単なものではないのだろう。

サザンオールスターズの曲の中に「星空のビリー・ホリディ」と言う曲がある。

ビリー・ホリディとは実在した人物で、差別の中で生きた黒人のジャズシンガー。

 

ビリーの曲調は暗く、時としてピーンと張り詰めた緊張感のなかで、囁くように歌う。

その緊張感は、わずかな物音も許さないほどの凄みさえある。

ビリーの代表曲の「Strange Fruit(奇妙な果実)」は、農園から逃げ出した黒人奴隷が、見せしめに木に吊るされた光景を、「Strange Fruit(奇妙な果実)」と歌ったのだが、この曲を歌うときのビリーは、魂で歌う感じだ。

でも、ビリーを「夢見る人(Lady)」と歌詞にしているところが、桑田佳祐の凄いところ。

矛盾と不合理の中にいながら、それでも夢を見続けたビリーを歌詞にしている。

その歌詞を読むとジーンとしてしまう・・・・夢見る人、ビリー・ホリディ・・・

グリーンブックを観て、なぜか、ビリー・ホリディを思い出してしまった。

ジャズは、あの時代背景の中で、それでも夢を見る人々によって作られ、聴かれて育ったのかと、少しわかったような気がする。

ジャズの聴き方が、少し変わるような気がする。