この夏に、妻とアメリカを旅したのだが、4000キロ車で走った。
アメリカで運転するのは、だいぶ慣れてきたのだが、そんな時が危ない。
ペイジという町に入って、ホテルを探しながら車を走らせていると、婦人警官が横断歩道に立ちはだかって「STOP」というプレートを高々と上げた。
横断歩道は止まらなければいけないということらしい。
婦人警官がプレートを下げたので、車を発進させると、後ろからパトカーがサイレンを鳴らしている。
「??なんだ?」
どうも、私たちの車に何かを言っている様子。
車を右に寄せると、大柄な白人警官が歩いてくる。
これは、捕まったのかな??ええ、外国で捕まったのかな?どうしよう・・・
大柄な警官は、大きな声で何か言っている。
「なぜ、15マイル制限なのに、スピードを落とさなかった?倍くらいのスピードを出していたぞ!」
そこは、スクールゾーンだったようで、15マイルのスピード制限になっていたのだが、私はスピードを落とさずに走ってしまったのだ。
アメリカを旅する時の警官はいつも心強く感じていた。
見知らぬ土地で、言葉も文化も違う中で、警官の存在は私たちツーリストには心強かったのだが、この時ばかりは違がっていた。
結局、「Pay attention!」と言われ、警官はパトカーに戻っていった。
許してくれたようだ・・・・ドッと疲れた。
それからは、スピード標識には特に注意を払って運転した。
しかし、あそこで厳しく注意されてよかった・・・事故なく運転できたのだから・・・。