埼玉県 玉敷神社
子供がまだ小さかった頃、ゴールデンウィークに潮干狩りに行った。
入漁料を支払うと小さなネットをくれるのだが、そのネットに入れるだけはその入漁料だけで済むのだが、それ以上は重さによって差額を支払わなければいけない。
ものの１０分程度でそのネットは一杯になってしまった。
勿論、そんな短時間では物足りず、１００円ショップで買ったバケツにアサリを入れ始めた。
たまに、ハマグリかな？と思うような大物もあったりして、夢中になって砂に手を突っ込んだ。
随分と差額徴収されて、帰りの車で「このアサリ・・・どうしよう・・・・」気づくのが遅すぎる。
結局、私と妻の実家に貰ってもらって、それでも少し多いなと思うアサリをビールのつまみにした。
美味い！味が濃いというか、アサリが自己主張するような味に、あっという間にアサリは無くなってしまった。
なんだか、そんなことを思い出して、潮干狩りをしたくなったが、中年男の一人潮干狩りはさすがに異質な存在だ。
そうだ、アクアラインの海ほたるに、活あさりの販売をしていたような気がした。
木更津のアウトレットに行って、帰りに海ほたるであさりを買って帰ろうということにした。
ゴールデンウィークのど真ん中、きっと午後になると道路が大渋滞するだろう。
アウトレットは午前中に切り上げて、いざ、海ほたるへ・・・・アクアラインの途中から駐車場待ちの列ができている。
いや、今日の目的は活あさり・・・並ぶことにした。
しかし、全く動かない・・・・結局駐車場に入るまで１時間待たされた。
記憶の通り、活あさりが売っている。
まっすぐに売り場に行き、あさりとハマグリを買った。
ワイン蒸しにして、缶ビールを開けた。
しかし、少し違う気が・・・・。
もっと味が濃かったように思ったのだが・・・・期待のしすぎだったのかな。
それとも、やっぱり潮干狩りのあさりは違うのだろうか。
確かめるには、中年の一人潮干狩りしかない・・・・
