京都 産寧坂
とあるボランティア団体のお手伝いで、少年野球大会の開会式におじゃました。
少年野球も随分と変わったなあと思いながら子供たちを見ていた。
チームに何人かは女子が入っている。
私が子供の頃では考えられない光景だ。
小学校の低学年の子供たちは、背中のすべてが背番号になっていて、背番号がトコトコ歩いているようだ。
私が小学校の頃は、ユニホームも揃ってなくても大会に出ることができた。
近所の空き地で自分たちで練習して、学校の担任の先生に監督をお願いして大会に出たのを覚えている。
6年生の大会で、1回戦突破したら帽子を揃えよう、2回戦突破したらストッキングを揃えよう、優勝したらユニホームを揃えようと盛り上がって大会に出場した。
2回戦突破して、準々決勝にでると優勝候補と当たってしまった。
7回までの試合で6回表まで1−0でリード・・・・番狂わせの雰囲気にベンチは大盛り上がりだった。
6回裏、1アウト2、3塁のピンチ・・・・驚いたことに、その優勝候補チームはスクイズを仕掛けてきた。
しかも、2回連続スクイズで逆転されてしまった。
急に現実に戻された素人軍団は慣れていない慌てぶり・・・・自分たちをコントロールできぬまま更に9点取られ、コールドゲーム・・・・・。
数十年後の同窓会で、その時の監督をしてくれた担任の先生が言うには、その日は二日酔いだったらしい。
「トイレに行って戻ってきたら、スクイズ決められて逆転されててよお・・・」
ええええ?
あの場面でトイレに行ってたの?
しかも二日酔いで??
とてもおおらかな時代の僕らの少年野球の思い出だ・・・・。