北海道 黒岳
今月もあと数日になっている。
早いなあと思っていたら・・・・子供が、「いつもの夏休みはあっという間だけど、今年の夏休みは長いよ！」と言ってきた。
夏休みに入るや否や、夏期講習に突入した彼は頑張って勉強している。
この土曜日は、夏期講習の合間で休みが入ったらしいのだが、珍しく友達とも遊ばず・・・・映画でもと誘ってみたが、やはり来ない。
この夏に入ってやる気スイッチが入ったのか、急にエンジン全開になっている。
私も数学の問題を解いてみるが、難しい・・・・これを時間内に解くのは、訓練が必要だ。
私も中学校の時は、数学なんて社会では使わないと理屈をこねていたが・・・・この年になって数学の問題とニラメッコすると・・・・いや、この思考は社会で重要だよな、と思ってしまう。
何て言えばいいのか、仮説を立てて根拠を探したり、ステップをふみつつ解答を探していくって・・・いつもやっていることかもしれない。
将棋の大山名人が「子供に数学が得意になるようにするには、掃除をさせなさい。」と言ったということを昔聞いたことがある。
なんか、今はこの意味がわかるような気がする。
掃除をするには、結論（部屋を綺麗にする）をイメージしながらしなければならない。
数学で言うと、解答を出すということだろう。
しかし、ほとんどの子供は掃除は嫌いだろう・・・・。
早く終わらせて遊びたいのが、子供の本心だ。
子供は、手際よく結論に導く方法を自然と考えることになる。
これは、数学に似ているなあと思うのだ。
そしてこれは、社会で必要な思考なんだと思う。
しかし・・・・えらそうなコトいいながら、子供の数学の問題は解けない・・・・。
